美容室経営に「マーケティング」が必要な理由

「技術だけじゃ、もう選ばれない」って気づいた日

「最近、予約入らなくなってきたな…」

数年前、まだ自分の美容室を立ち上げたばかりの頃。

SNSもやってる、ホットペッパーも載せてる、口コミも悪くない。

なのに、なぜか集客が伸びない。

そのとき初めて、本気で考えた。

**「技術だけじゃ、選ばれない時代なんだ」**と。

なぜ“うまい美容師”が“人気の美容師”じゃないのか?

美容師の世界ではよく言われる話がある。

「うまい人=売れてる人」じゃない。

技術がどれだけあっても、

その魅力が“伝わってなければ”意味がない。

逆に、技術は平均でも、「自分の強み」をうまく伝えてる人が

指名でリピートをどんどん増やしてる現実もある。

この「伝える力」こそが、マーケティング。

マーケティングって、何をすること?

一言で言えば、

「選ばれる理由をつくって、届けること」。

たとえば:

  • 「どんな人に来てほしいのか」を明確にする(ターゲット設定)
  • 「うちの強みって何?」をちゃんと言語化する(ポジショニング)
  • それをSNS・LINE・広告で“ちゃんと届ける”(プロモーション)

これ全部、マーケティング。

「マーケ苦手」は、実はチャンス。

「マーケティングって難しそう」

「広告とか数字は苦手」

そう思ってる美容師さん、すごく多い。

でも逆に言えば、ここに取り組むだけで差がつくってこと。

実際に、技術は変えてないのに、

マーケティングだけで売上を伸ばしたサロンもたくさんある。

見せ方を変えるだけで、「選ばれ方」が変わる。

まとめ:「うまさ」より「伝え方」

今、美容室は飽和状態。

でも、ちゃんと選ばれるサロンは、存在感がある。

その違いは「技術」ではなく「戦略」。

あなたの技術に、もっと価値を感じてくれる人に届けるために。

いまこそ、マーケティングを味方につけよう。

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